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2023年3月13日のタイの「象の日」を前にワイルドライフフレンズファンデーションタイランド(Wildlife Friends Foundation Thailand:WFFT)は、25年間に渡って多くの観光客を背中に乗せて運んだ末に、背骨が曲がってしまった71歳のメス象のパイリン(Pai Lin)の写真を公開しました。
WFFTは、アジア初の完全に鎖のないゾウ保護区を運営しており、トレッキングキャンプや伐採などでの過剰な労働や、物乞いでの使用など虐待を受けた象を保護しています。
下の写真が、背骨が曲がってしまったパイリン。2006年からゾウ保護区で暮らしているとのこと。
健康な象に比べ、かなり背中がくぼんでしまっているのがわかります。
WFFTのプロジェクトディレクターであるトム テイラー氏は、観光客を背中に乗せる象への多大な負担について述べ、注意を呼びかけています。
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