プーケットで一人の外国人住民の追放運動、ビーチの調査も求める

タイ南部プーケットのヤムビーチで2024年3月3日、タイ人女性を蹴って罵声を浴びせたスイス人の男（45歳）の追放と、各ビーチの調査を求める自発的は抗議集会が開催され、周辺住人500人以上が集まりました。各報道が伝えています。

事件が発生したのは2月24日のこと。タイ人女性医師がヤムビーチに設置された階段に座って休んでたところ、なんの前触れもなくスイス人の男に背中を蹴られたのだとか。スイス人の男は階段から繋がる高級ヴィラの住人で、スイス人の男とタイ人の妻は、女性医師に対してヴィラへの不法侵入だとして罵声を浴びせたのだとか。

 しかし階段が設置されたのは、公共の場所。女性医師は、警察にスイス人の男の暴力行為について被害を報告。警察はスイス人の男を起訴し、当局は事件が発生したビーチのヴィラに繋がる階段は公有地に造られたものと判断し、階段の取り壊し命令を発しています。

 その後スイス人の男とタイ人妻は女性医師に謝罪をしましたが、周辺住民らの怒りは収まらず、スイス人の男の国外追放と、ビーチなど公共の場所が不動産開発者により不法占拠されていないか調査をするように求めて集会が行われました。

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