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タイ北部メーホンソーン県パーイ(ปาย)は、チェンマイからメーホンソーンへ向かうバスの中継地として知られており、以前より静かに過ごしたい外国人旅行者に人気の町でした。また、タイ映画「Pai In Love (ปายอินเลิฟ)」の舞台になったこともあり、タイ人にも人気が広がりました。
パーイ/メーホンソーン県
パーイはタイ北部、メーホンソーン県にある山間の小さな町。海抜550メートルにあってタイ中部の都市より4~5度気温が低く、一年を通して涼しく過ごしやすいところです。少数民族の伝統文化が息づき、またその美しい自然のため、近年ヨーロッパをはじめとした世界各国からのバックパッカーが集まり、その後タイ映画のロケ地としても使われるようになったことから、いまではタイの若い人の間でも人気の避暑地となりました。
「パーイ」の由来は、チェンマイの王子が飼っていたオスの象2頭が、ある日川に流されてしまい、そのうち1頭だけが戻り、1頭が行方不明に……このことに心を痛めた王子は、川にタイ語で「オス」を意味する「プラーイ」と名づけたそうです。その後月日は流れ、「プラーイ」が転じて「パーイ」と呼ばれるようになった……という説がある、とか。
タイ国政府観光庁より
ネイルアーティストのRoritar Chipmunkさんが2023年2月半ばにTikTokに投稿したのは、パーイ川の人気アトラクションであるタイヤチューブ川下りの様子を撮影した動画でした。
@roritarkratair PERFECT for tubing! #tuesdayvibes อำเภอปาย
♬ เสียงต้นฉบับ – Roritar Chipmunk 🐿️ – RoritaR
動画では、パーイ川を埋め尽くすように見えるほど、たくさんの外国人観光客らがタイヤチューブでの川下りを楽しんでいる様子が捉えられています。
パーイには、タイヤチューブ川下りを提供する業者が5社あり、パッケージによって1人あたり200バーツ~400バーツで楽しめるのだとか。1ラウンドあたり約100名が参加し、1日数ラウンドで数百人の旅行者がタイヤチューブ下りを楽しんでいるそうです。
現在、このアトラクションの人気もあって、2023年2月のパーイのホテルの宿泊客の90%以上が外国人とのことです。
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