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ソンテウ(สองแถว)と呼ばれるトラックを改造したバスは、庶民の重要な交通手段。ラッシュ時は溢れんばかりの乗客がソンテウに乗り込んで走行しているのを見かけます。しかしそんな風景は、見られなくなるかもしれません。
2023年2月17日、タイ王国政府官報 (ราชกิจจานุเบกษา、Royal Thai Government Gazette)に、「特定の種類の自動車で乗客がシートベルトで体を固定しなければならないという免除について」が掲載されました。官報で公布された日から、30日後の3月19日に発効します。
官報によると、ソンテウでは乗客がシートベルトを着用することは免除されましたが、 座席数以上の乗客を乗せないことを規定。つまり、これまでのように立ち乗りが出来なくなります。
ソンテウの運営者によると、ソンテウ1台の運行には1日あたり800~1,000バーツの燃料費がかかっています。しかしソンテウの運賃の上限はバンコクでは8バーツとされているため、多くの乗客を運ばなければ燃料費も支払うことが出来ず、立ち乗りの乗客を受け入れる必要があります。また、ソンテウは基本的に運転手一人で運行することから、座席数を超えた乗客が乗車するのを止めることも無理とのこと。
ソンテウの行く末は?
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