カンボジアの少女が鳥インフルエンザで死亡、タイも警戒を

カンボジアで11歳の少女が鳥インフルエンザで死亡したことを受けて、ウイルス学者のるAnan Jongkaewwattana博士が自身のFacebookページで2023年2月23日に、タイは警戒を強化しなければならないと警告しています。

カンボジアの少女は2月16日に発症し、39度の発熱や、咳、喉の痛みを訴え、その後に死亡しました。2月21日に、死亡した少女から鳥インフルエンザ（H5N1）が検出されました。

Anan Jongkaewwattana博士は自身の投稿で、インフルエンザに感染しやすく、さまざまな新型ウイルスの宿主になる可能性がある豚について懸念していると述べました。また、H5N1は以前にもいくつかの地域で哺乳類の間で感染が広がっており、タイの隣国でヒトに感染したことは、厳重な監視が必要な状況であると続けました。