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旅行会社10社の代表者が2023年2月13日、日本への偽のツアーパッケージに騙されたとして、タイ警察中央調査局(ตำรวจสอบสวนกลาง、Central Investigation Bureau:CIB)に苦情を申し立てました。これまでに400人以上がこの詐欺に騙され、被害額は1400万バーツになります。
被害に遭った旅行会社によると、中部のパトゥムタニ県に本社を置く大手企業からツアーパッケージを購入し、顧客に転売するとのことですが、後にそのパッケージが全くの詐欺であることが判明しました。
ツアーパッケージは例えば、バンコクから日本までの往復航空券は2万バーツ程度ですが、5日間のパッケージが約2万1千バーツで販売されていました。被害に遭った旅行会社は、それらツアーパッケージをできるだけ安く手に入れるために多額の資金を投じていたとのことです。
旅行会社によっては、顧客にパッケージを転売した後、予約書類がすべて偽物であることを知り、顧客からのクレームを防ぐために新たなパッケージを手配し、費用を負担したといいます。
Solar Travelでは、1月29日から2月2日の間に日本への旅行を希望する顧客のために30件のパッケージを購入したことを明らかにしました。各ツアーパッケージは21,899バーツで、詐欺会社に振り込まれた総額は566,970バーツでした。
Solar Travelは、旅行の詳細を詐欺会社に問い合わせると、ホテル名のみ知らされましたが、ホテルに問い合わせたところ、予約は入っていないことが分かりました。
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