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タイ保健省医療科学局 (กรมวิทยาศาสตร์การแพทย์、Department of Medical Sciences)は2023年2月15日、タイ人1名と外国人1名が新型コロナウイルス オミクロン株「XBB.1.5」に感染したと発表しました。
医療科学局局長は記者会見で、すでに2名とも回復しており、2名と密接に接触した人物は誰も「XBB.1.5」に感染していないと述べました。
医療科学局は、「XBB.1.5」の2症例を、インフルエンザウイルスのゲノムデータへのアクセスを提供する世界的な科学イニシアティブであるGISAIDに報告しました。
「XBB.1.5」は、「BA.2」の2つのタイプが組み合わさった変異ウイルス「XBB」に、さらに変異が加わったもの。2022年10月26日から2023年2月12日までに、日本をはじめ54カ国から33,219件報告されています。
局長は、「XBB.1.5」が他の亜種と比較して、より深刻な症状を引き起こし、公衆衛生上のリスクが高いという兆候は今のところ見られないと述べ、タイでは「BN.1」が依然として優勢なウイルスであり、「XBB.1.5」がこれに取って代わることはないだろうと続けています。
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