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ナコンラチャシマ県に住むオランダ人男性(62歳)は、蚊に刺された箇所が炎症を起こし、両足を切断することになりました。各報道が伝えています。
元々タイ南部でビジネスを行っていたEduard Olieslagersさんは、新型コロナウイルスの影響でビジネスが崩壊。2022年4月に蚊に刺された箇所が炎症を起こして痛み、治る気配がないため病院で治療を受け、その日のうちにEduardさんは壊死性筋膜炎と診断されました。その後、手術や投薬治療を行い、言葉では言い表せないほどの痛みに襲われ、長期間苦しんだとのこと。
なお、壊死性筋膜炎は、急速に広がって死に至ることもある珍しい細菌感染症。蚊に刺されて感染する意外にも、猫のひっかき傷、開放創、ひげそりの傷など、皮膚組織のあらゆる病変から始まる可能性があるのだとか。
Eduard Olieslagersさんは、9回の手術を経て、診断から4ヵ月後には、左足の膝から下を切断する必要があることが明らかになりました。さらに、血栓症の合併症により、右下肢も切断せざるを得なくなりました。
失業して収入のないEduard Olieslagersさんですが、かかる治療費は高額。5万ユーロ(約183万バーツ)を目標に寄付を募りましたが、これまで受け取ったのは、わずか780ユーロ(約2万8000バーツ)です。
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