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LDHが運営するダンススクール“EXPG STUDIO” の精鋭が全国から集まった7人組のグループ、PSYCHIC FEVER 。日本はもちろん世界に通用するグローバルアーティストを目指して、“ビルボードチャートグローバル1位”の目標を実現するべく挑戦を続けていています。2022年8月からは”武者修行”と称し、活動拠点をタイに移して様々な経験を積んできました。
2023年2月9日(木)、 PSYCHIC FEVERとタイの6人組ボーイズグループ・DVI(ディヴァイ)がコラボレーションした新曲「To The Top」のMVが公開されました。
このMVの公開に合わせて PSYCHIC FEVERとDVIは会見を行い、MV撮影時のエピソードや初めてのコラボレーションについての思いなどを語りました。
新曲「To The Top」はそれぞれ異なる音楽カルチャーをバックグラウンドに持つF.HERO氏とNINO氏によって作成されていて、 Hip-Hopミュージックとポップスが融合した印象的な曲です。ティーンズスピリットを感じさせる前向きで爽やかな歌詞で、生き生きとした一曲。
タイ有数の知名度を誇るラッパーであり、音楽レーベル「High Cloud Entertainment」の創業者として様々なアーティストの音楽プロデューサーとしても活躍するプロジェクトクリエイターF.HERO氏が監修、タイのNo.1プロデューサーである NINO氏がプロデューサーを務めています。
この曲が初披露されたのは2022年12月にタイ・バンコク行われた音楽フェス「SIAM MUSIC FEST 2022」。タイを代表するアーティストが多数参加したこのフェスで「To The Top」を披露した際にはTwitter上でトレンド入りを果たすなど、大きな注目を集めました。
今回のMV解禁に伴う会見では、各グループが自己紹介をした後に全員で完成したMVを鑑賞。鑑賞中は歌詞を口ずさんだりメンバー同士アイコンタクトを取ったりと和やかな雰囲気でした。
・DVIのメンバーとはすぐに意気投合
――初めてDVIの皆さんとコラボされて、どんなお気持ちですか?
中西椋雅「DVIの皆さんとは年齢も近くて、目標にも共通点があるので、レコーディングやリハーサルをすごく楽しい雰囲気でやりながら一緒に作品を作ることが出来ました。今回タイで初めてのコラボ楽曲をDVIの皆さんと一緒に作ることが出来て本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。」
――DVIの皆さんに初めて会った時の第一印象はいかがでしたか?
WEESA「初めてお会いした時、年が近いのもあってすぐに意気投合することが出来ましたし、楽曲を一緒に制作するにあたってどんどん仲が深まっていったと思います。」
・英語とタイ語で楽曲を仕上げるのが一番の挑戦
――コラボをするうえで新たに挑戦したことや学んだことがあれば教えてください。
小波津志「今回は、初めて日本語を使わずに英語・タイ語でやらせていただいたのが一番の挑戦だと感じています。DVIさんと13人で一つの楽曲を仕上げるのは難しいことだったんですけど、完成をイメージしながらレコーディングやミュージックビデオの撮影をさせていただきました。」
・”高みを目指す”思いをこめた一曲
――「To The Top」という曲のコンセプトについて教えてください。
小波津志「タイトルにもある通り、『高みを目指していく』という思いが込められた楽曲になっています。この楽曲をタイや日本だけでなく、アジア、そして世界に届けていきたいです。」
――F.HEROさん、NINOさんと一緒にお仕事をされていかがですか?
JIMMY「お二人とも僕たちにすごく優しく寄り添ってくださいました。F.HEROさんはカルチャーに詳しい方で、タイのHIP HOPや生活様式も知っていますし、勿論僕たち日本のカルチャーもすごく大切にしてくださって、『タイだったらこうした方が良いよ。』とか『もっと伝えるためにはこうすれば良いよ。』っていうのを伝えてくださいました。NINOさんは自分たちが夢に向かっていく思いを、歌詞やビートの中にちりばめて下さったんです。このお二人と『To The Top』という楽曲を作成出来て嬉しく思います。」
・楽曲を耳でも目でも楽しんでもらいたい
――曲の中でお気に入りのパートを教えてください。
剣「僕はダンスシーンがすごく好きですね。僕たちの楽曲を耳でも目でも楽しんでいただきたいなという思いがあります。ダンスを武器にしているグループでもあるので、ダンスの楽しさだったり躍動感だったりを感じていただきたいです。」
中西椋雅「今回MVの撮影はスタジオでさせていただいたんですけど、そこがPSYCHIC FEVERが初めてセットを組んだ場所でもありますし、僕たちのグループ名のグラフィティもリアルに描いてあるんです。グラフィティの前で踊った時は感動したので、そういったところも是非チェックしてもらえたら嬉しいなって思います。」
――歌詞で好きな部分はありますか?
小波津志「僕が好きなパートは『Everything’s good~I’m at the top』の部分です。歌詞の意味は勿論のこと、メロディーも上がっていて高揚感が楽しめる部分だと思うので、是非そこに注目して聞いていただきたいです。」
・一曲の中に全員の個性を詰め込む
――レコーディングは13人でされたそうですが、苦労したことや学んだことがあれば教えてください。
JIMMY「今回はラッパーの皆もメロディーラインに入ったり、僕だったら低音ラップをやったりっていう風にいつもとは違う役割があったのですごく難しかったですね。レコーディングは皆でやったんですけど、一曲の中に全員の個性を詰め込むために『前の人がこういう風に歌ったから、自分はこうしよう。』っていう風にその場で自分の一番いいものを作るっていうのがすごく挑戦的でしたし、自分たちにとって新しい良い経験になりました。」
――実際に完成したMVを見て、MV撮影時との違いはありますか?
半田龍臣「完成したMVにはCGが加わっていて、撮影した時とはまた違う感じになっていたなと思いますし、今回は初めてタイで全部撮影をさせていただいたので、日本とは違った雰囲気のMVになったと思います。最初見たときは率直にカッコいいなって思いましたね。僕たちとDVIさんにしか出来ない作品になったと思います。」
――「To The Top」作成中は、どんな作品になって欲しいと思っていましたか?
小波津志「レコーディングからMV撮影に至るまで、『DVIさんと僕たちでそれぞれ目標に向かって進んでいく。』ということを熱量を持って伝えていきたいなと感じていました。こうして本日MVが公開されたので、これからこの楽曲を聞いて下さる皆さんにも『夢や目標に向かって頑張ろう。』って思ってもらえたら嬉しいです。」
・音楽が共通言語
――2022年12月にバンコクで行われた『SIAM MUSIC FEST 2022』にもDVIの皆さんと一緒に出演されていますが、一緒に仕事をしていくうえでのコツは何ですか?
WEESA「文化が違う部分はあるんですけど、こうやって3~4か月位たって文化も沢山学ばせていただきました。言語も違うんですけど、”音楽”っていう共通言語で繋がって意気投合しているので、最高のパフォーマンスが出来たのではないかなと思います。」
――パフォーマンスの中でもダンスが魅力的ですが、お互いのグループで教え合いたい振り付けはありますか?
渡邉廉「すでにDVIの皆さんには踊っていただいたことがあるんですけど、僕たちのデビューアルバムの『Choose One』っていう楽曲があるので、サビの振り付けを一緒に出来たらなと思います。」
――一緒にやってみてもらうことは出来ますか?
渡邉廉「じゃあいきますね!」
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渡邉さんの合図で、PSYCHIC FEVER とDVIの13人で振り付けを披露します。サビでは手を数字の「1」の形にする部分もあり、今回の「To The Top」にも通じるものを感じます。
その後は役割を交代し、DVIのデビューシングル、「Sugar」の振り付けにトライしました。メンバー全員でリズムにのりながら「Sugar」もコラボバージョンで披露。
振りが終わると自然とメンバーから拍手が起こり、笑みが溢れます。コラボ曲の作成を通して気付いた繋がりを見せてくれました。
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――PSYCHIC FEVERの皆さんはグループのコンセプトに”化学反応を起こす”とありますが、今回のコラボレーションを通して化学反応が起きたと感じる部分やよりパワーアップしたと感じる部分はありますか?
小波津志「タイに活動拠点を移して半年間活動していく中で、ライブパフォーマンスやスタイルを見直す期間がありました。そんな中で今回DVIさんと『To The Top』という楽曲でコラボさせていただいて、13人で一つの楽曲を作ることで新たな化学反応が起きたと思います。僕たちのグループ名は”PSYCHIC FEVER”ということで、”熱狂”という意味も込められているんですけど、今回のコラボから生まれた僕たちの更なる熱狂、熱量をお届け出来るんじゃないかなって思います。」
・国境を越えて「高みを目指す」
――「To The Top」にちなんで、皆さんの一番の目標を教えて下さい。
WEESA「『To The Top』ということで、僕たちも頂点に上り詰めていきたいですし、どんどん世界に発信していって、ワールドワイドに活躍出来るチームになればなと思っています。」
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
小波津志「今回は初めてタイのアーティストさんとのコラボ楽曲です。『To The Top』を通して、タイや日本のみならず、国境を越えて「高みを目指す」という僕たちの思いを伝えていきたいと思います。是非解禁されたMVを見ていただいたり楽曲を沢山聞いていただいたりして、一緒に夢や目標に向かって進んでいきたいです。」
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PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE
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<記事作成:児玉瑞歩(タマサート大学ジャーナリズム&マスコミュニケーション学部) 実務研修>
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