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ガンバ大阪は2023年2月6日、タイ・リーグ「チョンブリフットボールクラブ(CHONBURI FC)」と提携の締結を発表しました。
チョンブリフットボールクラブ(Chonburi Football Club)は、タイ中部のチョンブリ県チョンブリ市に本拠地を置くプロサッカークラブです。選手育成に定評があり、ACLにも出場実績がある名門チームです。
■提携内容:
①トップチーム強化
選手移籍、育成型レンタル移籍、コーチングスタッフおよびチームスタッフの相互交流によりトップチーム強化を目指す。
②育成強化
アカデミー年代における選手・スタッフの留学、試合の実施、トレーニングメソッドの情報交換などによる相互交流により、若手選手の育成強化を目指す。
※町中大輔Jrユース監督のJFA公認S級コーチ海外研修をチョンブリFCにて実施中(1/30~2/12)
※7月にタイで行われる交流試合にJrユースチームが参加予定
③スカウト連携
タイ・リーグおよびタイ国内サッカー、Jリーグおよび日本国内サッカーの選手スカウト情報を可能な範囲で相互共有し連携する。
■(株)ガンバ大阪 小野忠史代表取締役社長コメント:
今回、タイ・リーグの「チョンブリFC」と提携を行うことになりました。「JAPAN‘S BEST SPORTS EXPERIENCE BRAND」を目指し、日本国内だけでなく、世界に目を向けたクラブ運営の一環として、タイ・リーグの名門であるチョンブリFCとの提携を非常に嬉しく思います。
チョンブリFCテクニカルディレクターのヴィタヤ氏は、松下電器時代に日本リーグでプレーをした経験がある日本サッカーを良く知る指導者であり、タイ代表選手など多くの選手を育成しています。また、2014年には和田昌裕取締役がチョンブリFCの監督を務めリーグ戦・カップ戦で上位の成績を残した実績があります。これまで2007年のリーグ優勝をはじめ、タイ・リーグで上位の成績を収めていますが、その中心選手はアカデミー出身であり、「育成のガンバ」との連携により双方のフットボールの発展に繋げたいと考えています。
今夏にはJrユースチームの交流を予定しており、我々のパートナーの皆さんとも力を合わせて、今後さらに双方クラブおよびアジアサッカーの発展の為、関係を強化していく予定です。
■チョンブリFC 代表 ヴィタヤ・クゥンプルゥム氏コメント:
チョンブリFCクラブを代表し、日本を代表するクラブであるガンバ大阪との提携を大変光栄に思います。
両チームはブルーをチームカラーとしており、サッカーでは若手選手を育成しトップチームを成長させるというコア哲学を持つチームです。ガンバ大阪とチョンブリは、リーグ戦やその他のトロフィー獲得を通じて飛躍的な進歩を遂げていることを証明してきました。ガンバ大阪とチョンブリFCの提携は、観光やマーケティングを通じてタイ ・リーグと J リーグのサッカーファンを結び付けることになるでしょう。チョンブリFCアカデミーからはアドゥル・ラソー(2008年鳥取)、シッティチョク・パソ(2017年鹿児島、2021/22琉球)が日本に渡っており、再びJリーグ、そして近い将来ガンバ大阪のジャージを着て活躍することを期待しています。ガンバ大阪との初めての出会いは素晴らしいものでした。2007 年にタイ ・リーグのタイトルを獲得した後、2008 年の AFC チャンピオンズリーグで国を代表し、ガンバ大阪と最初のアジアサッカーの試合を行いました。チョンブリはグループステージで敗退しましたが、その年のガンバ大阪は決勝まで素晴らしい戦いをし、優勝しました。今回の再会は、両チームにとって今後の発展に繋がる良い機会になると思います。
これからガンバ大阪と共に新たな歴史を歩もうとしており、持続可能な未来に向けて共に成長できる関係を築いていけることを楽しみにしています。
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