タイ民間航空局、国内線搭乗時のデジタルIDの使用を許可

タイ政府は、国内線搭乗時の乗客の身元確認にデジタルIDを使用することを承認しました。タイ国営メディアNNTが2023年2月4日に伝えています。

タイ民間航空局（CAAT）は国内線搭乗時のデジタルIDの使用を許可しました。乗客は、D.DOPAや陸運局が作成したDLT QRライセンスなど、認定された国家機関のデジタルIDを提示し、認証を受けることができます。ただし、物理的なIDカードのスクリーンショットや写真は偽造のリスクが高いため、許可されないとのこと。

デジタルIDの認証を希望する人は、区役所の登記課を訪れ、物理的なIDカードを持参する必要があります。D.DOPAアプリを起動し、13桁のID番号を入力し、アプリの使用条件に同意するよう求められます。また、QRコードをスキャンし、個人情報保護法の同意書に記入するよう求められます。

この動きは、1月10日に施行されたデジタル公共サービス法第14条に該当し、デジタルIDを使用して行政サービスを利用することができます。

タイ政府は、政府サービスのデジタル化が世界的に進む中、当局が最先端技術の活用により、政府サービスの質と効率の向上に取り組んでいると強調。2023年末までにデジタルIDシステムのユーザー登録1,000万人を目指しています。

■Digital IDs Approved for Use in Boarding Domestic Flights｜NNT

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