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タイでは2022年より大麻が麻薬リストから削除されて合法となりました(THC含有量が0.2%以上の大麻抽出物は依然として麻薬リストに残り違法)。現在、特にバンコク中心部ではあちこちに大麻販売店がオープンし、“医療目的”で大麻を提供しています。
大麻合法化を推進したプームチャイタイ党(พรรคภูมิใจไทย タイの誇り党)所属のスパチャイ・ジャイスムット(ศุภชัย ใจสมุทร)議員は2023年1月23日、自身のFacebookページに投稿を行い、「大麻の合法化がヤーバー(覚醒剤の錠剤)使用の減少に繋がった」と記しました。
スパチャイ議員によると、最近バンコクのコミュニティを訪問。その時の体験について以下のように述べています。
「私とチームは最近、バンコクのあるコミュニティを訪問し、大麻を育てている住民を見つけました。人々は大麻をハーブとして使っていると言っていました。彼らは大麻茶を作り、それでリラックスし、良く眠れるようになったそうです。」
「コミュニティのリーダーたちが私に感謝しに来ました。 ヤーバーを使用していた人たちがそれをやめて、大麻を使うようになったそうです。ヤーバーは家族に迷惑をかけますが、大麻は落ち着くので、以前よりもコミュニティが安全になったそうです。」
「大麻はカナダ、オランダ、アメリカなどいくつかの国で使用されています。大麻で中毒になることはありません」。
報道によると、スパチャイ議員の投稿に対してネットユーザーは、大麻には利点があるという意見に同意するものの、多くの人はヤーバー中毒者を減らすことが出来るという意見には同意しなかったとのこと。
なお、2022年10月の段階ではヤーバーの価格が1錠30~50バーツだったものが、現在では10バーツに下落。ヤーバー需要が減って、投げ売り状態なのでしょうか?
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