液体窒素菓子に注意、過度の液体窒素調理で禁錮・罰金も

タイ食品医薬品局（FDA）は2023年1月23日、飲食店に対し、食品や飲料の調理に液体窒素を使用する際には注意が必要であり、もし液体窒素が過度に使用されて消費者に有害な影響を与えた場合には、禁錮または重い罰金を科すと警告しました。

インドネシア政府が最近、液体窒素を混ぜたスナック「chiki ngebul」を食べた子供たちが胸やけや腹痛や下痢を起こしたことを受け、食べ物や飲み物に液体窒素を使用することについて警告を発しました。

タイ食品医薬品局副事務局長は、液体窒素を吸い込んだり、触れたり、摂取したりすることは、体の組織に非常に有害であることを指摘し、直接ガスを吸い込むと意識不明になる可能性があるとして、液体窒素を混ぜた食品や飲料を食べないように消費者に注意を促しました。

また、液体窒素を混ぜた食品を食べる場合は、ガスがなくなるまで待つか、品質に自信がない場合は食べるのを控えるよう提案しました。

また、飲食店のオーナーが食品や飲料に液体窒素を過度に使用した場合、2年の禁固刑や2万バーツの罰金を科される可能性があると述べました。