ドイツ人男性が崖から飛び降り自殺、「申し訳ない」と国立公園職員の目の前で

©国立公園・野生動物・植物保全局

タイ南部クラビ県のハードノパラットターラー－ムーコピピ国立公園（หาดนพรัตน์ธารา-หมู่เกาะพีพี、Hat Nappharat Thara-Mu Ko Phi Phi National Park）のカオンゴンナーク（เขาหงอนนาค ）遊歩道で2023年1月21日午後、31歳のドイツ人男性が崖から飛び降りて自殺しました。

タイ国立公園・野生動物・植物保全局によると1月21日、「息子がカオンゴンナークにおり、鬱病を患っているため、自ら命を断つのではないかと心配している」との電話があり、記録簿を確認したところ、当該のドイツ人男性が午前11時12分にハイキングを開始したことがわかりました。

その後、公園職員による捜索が行われ、午後5時半ごろにドイツ人男性を発見。ドイツ人男性は一緒に公園事務所へ行くことに同意しました。

しかし午後6時半頃、ドイツ人男性に電話が入り、通話をした後、ドイツ人男性は公園職員に向けて「申し訳ない」と言い、崖に向かって走り、飛び降り自殺をしたとのこと。あまりの急展開に、公園職員は止めることが出来ませんでした。

遺体は1月22日午前1時頃に発見されました。