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タイ王国消費者保護委員会事務局(Office of the Consumer Protection Board)は吸水性のある「ベビークリスタル(baby crystal)」と呼ばれるビーズを販売した小売業者に対し、最高で3年の禁固刑と最高で60万バーツの罰金が科される可能性があると警告しました。
「ベビークリスタル」は水に触れるとサイズが大きくなるビーズで、危険なため1984年以降、タイ国内での販売が禁止されているとのことです。
今回の警告は、6歳の女の子が「ベビークリスタル」を飲み込んで入院したという、母親からの書き込みがインターネット上で広がったのを受けたものです。CTスキャンの結果、ビーズが幅3cm以上に膨れ上がり、大腸で詰まっていることが判明しました。ビーズを除去するための緊急手術を受け、子どもは現在も集中治療を受けています。
「ベビークリスタル」は、「ウォーターマーブル(water marbles)」や「ハイドロジェルビーズ(hydrogel beads)」とも呼ばれ、吸水性ポリマーでできた小さな丸いビーズです。フラワーアレンジメントや装飾、子どもの感覚遊び、ガーデニングの節水など、さまざまな用途に使われます。最初は小さく硬いビーズですが、水につけると液体を吸収して何倍にも膨らみます。1つのビーズに数週間水をためることができ、植物にゆっくりと水を放出します。乾燥すると元の大きさに戻り、水で戻して再利用することができます。
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