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タイ主要プレイリスト入りを果たした新曲「ロンクイ(TRY)」は、TikTokの急上昇ソングにも抜擢。タイ語・日本語を混ぜたラップでタイミュージックの新たな風を巻き起こす!
メンバー全員がバンコクに移住し、活動中の日xタイ混合HipHopグループBaby Mic Candy (以下BMC)がタイの音楽界で話題を呼んでいる。11月18日にリリースした3枚目のシングル「ลองคุย(TRY)」(タイ語読み:ロンクイ)が、Spotifyの主要プレイリスト「T-Pop Now」や「New Music Friday Thailand」に選曲されたり、現地の人気音楽番組「T-Pop Stage Show」にも出演を果たしたBMC。(BMCが出演したT-Pop Stage Show Ep63はこちら)
タイ語、日本語、英語を混ぜた独特の曲風が、現地の音楽関係者やメディアの目に留まり、各方面において注目を浴びる中、TikTokタイの”おすすめソング”と”急上昇ソング”にピックアップされ、実施中のダンスチャレンジは、タイ国内のみならず東南アジア諸国ユーザーからの投稿も目立つ現象が起きている。
8月から、タイドラマで世界的人気となったメディアプラットフォームGMMTVにて配信開始したBMCの冠リアリティ番組では、撮影が開始した2019年から、「いつかBig Mountain Music Festival(以下、BMMF)のビッグステージに出演したい」という目標を掲げ、タイの著名ラッパーやアーティストと出会い、現地の音楽、文化、食を学ぶ旅物語を繰り広げている。
そんな彼らが、番組の最大のテーマでもあった当フェスティバルのメインステージ出演の枠を、主催GMMグラミー社・TED氏(本名: Yuthana Boonorm)から直接掴んだのは記憶に新しい。(詳しくはGMMTV “BMC Way Ep17”を参照)
そして、12月10日(土)~11日(日)にかけて、バンコクから車で3時間程のカオヤイで開催されたBMMFの初日にBMCは登場した。2年ぶりの開催となった12回目のBMMFは、これまでよりも会場の広さ、ステージ数共に拡張、9月に販売開始したチケットは即完売となり、10万以上が国内外から来場した。出演したのはURBOY TJ, MILLI, F. HERO, STAMP, SCRUBBをはじめとしたトップアーティストや、BLドラマで日本でも大人気のBRIGHT x WIN X KRIST x NANONやBILLKIN x PP KRIT、その他、T-Pop界を牽引するボーイバンドや新人アーティストなど、総勢160組近くのアーティスト。全9つのステージ中、メインステージは3つ、BMCはそのうちの1つBLOCK STAGEに出演した。
▶BMMFの詳細はこちら: https://www.facebook.com/bigmountainmusicfestival
【ライブレポート】
タイのビックアーティストが多数出演する、歴史ある東南アジア最大級の音楽フェスBig Mountain Music Festival。パンデミックの影響を受け2年ぶりの開催なった今年、日本とタイの混合HIP HOPグループであるBaby Mic Candyが、メインステージの一つである、12月10日(土)のBLOCK STAGEに初めて登場した。
日が暮れ始めたステージに登場したのは、インパクト溢れるビジョンを背負ったDJ。圧倒的で力強いSolo Timeに誘われ多くの人たちが集まり始めたことを合図にしたように陽が落ち、どっぷりと暗くなった瞬間、勢いよく4人が登場。会場からは大きな歓声が溢れ、次々と人たちが集まってくる。
赤く燃えるようなビジョンと爆発的なサウンドがリンクする1曲目の『Spit The Verse』が始まると、一気に客席、ステージ共にテンションが上がり、座っていたお客さんたちが立ち上がり、踊り始める。FIATの「HANDS UP!」の声を合図に会場がひとつとなり、日本語とタイ語、英語を散りばめた彼らならではの楽曲『UKERU』では、サイケデリックなビジョンと中毒性のある楽曲で、視覚、聴覚ともに会場を飲み込んでいく。『TAKE OFF』ではサビで拳が上がり、楽しそうにステージ上で遊んでいるような姿は、笑顔を連鎖させ、つねにお客さんを巻き込み、引き込んで行こうとする姿が印象的だ。
かと思えば、メロウで美しい『ลองคุย(TRY)』では、ガラッと空気を変え、次第にお客さんたちが手を左右に振り、ピースフルな空気感に。FIATが「スマホのライトで照らして!」と声をかけ始まった『What is Love』では、左右にライトが美しく揺れ、ドラマティックな景色が広がっていた。ここで歌うのは、愛の歌。まさに愛に満ちたドラマティックな空間に、多くの人が聴き惚れていた。
ステージ上を縦横無尽に駆け巡る『RUNWAY』では、「CLAP! CLAP!」の声に誘われ会場中にクラップが響き渡り、ラストの『Lit Flow』では、メンバー4人が嬉しそうに、楽しそうに「楽しさが永遠のテーマ」とたたきつけるように歌う。まさに彼らのライブそのものを言語化したかのようなこの曲をラストに、大きく手をあげ、最高の笑顔で会場を去った。
BMC史上最大級のキャパにも関わらず、彼ららしく、会場のお客さんと目を見て、コミュニケーションを取りながらライブを盛り上げ、一体感を生んでいた彼ら。デビュー時から大きな目標としていたステージを終え、さらなる新しいステージへと向かうBMCの今後が楽しみで仕方ない。
★フェスの模様を収めた動画・写真はこちら
https://youtube.com/shorts/CClf3ZoMOq8?feature=share
https://www.tiktok.com/@babymiccandy/video/7176115467738778906
https://www.instagram.com/babymiccandy/
【リリース情報】
Baby Mic Candy 3rd シングル 「ลองคยุ (TRY)」(タイ語読み:「ロンクイ」)」
リリース日:2022年11月18日
各プラットフォームで配信中 https://orcd.co/bmc_try
Baby Mic Candy 4th シングル 「UKERU」
リリース日:2022年12月2日
各プラットフォームで配信中 https://orcd.co/bmc_ukeru
■ Baby Mic Candyとは
タイ語、日本語、英語を駆使したポジティブなパーティチューンでタイを揺らす、日xタイ混合のHipHopチーム。 バンコクを拠点に活動し、日本育ちのGOLIとYUKI、タイ出身のMOTOと新メンバーのFIATの4名からなるBaby Mic Candyは、メンバーそれぞれが作詞・作曲、そしてラップ才能を持ち合わせ、互いに異なる感性をぶつけ合いながらも、相互への信頼と尊重をミックスする制作スタイルで、とにかく明るく、楽しく、未来に向けてのポジティブなメッセージをラップで発信している。
デビューシングル「RUN」は、タイドラマの世界的ヒットの火付け役となった大手メディアプラットフォーム“GMMTV”で配信中のBMC初の冠リアリティ番組「Baby Mic Candy: Thai Rap Mission」(英題)の主題歌としても起用。本情報は既にタイをはじめとした東南アジア地域のメディア60媒体以上にも取り上げられ、デビュー前から話題沸騰となった。
前へ、上へとアグレッシブに突き進むリリックとリズムが絶妙なバランスで、心地よく耳に入ったかと思えば、次の瞬間は自分ももう夢に向かって走り始めている。そんな気にさせられるエナジーソングでタイをはじめとしたアジア、そして世界をインフルエンスする。
GOLI: 1995年11月1日生まれ。福岡県出身。Baby Mic Candyのトラックメイクをほぼ全部手掛けるリーダー。フリースタイルラップを得意としメンバー1のラップスキルを持つ。趣味は筋トレ。
FIAT:1996年10月22日生まれ。タイ・チェンマイ出身。 俳優、シンガー、ダンス講師として活動中。GMMTV制作のドラマシリーズ「SOTUS S: The Series」(2017)のデー役、「The Gifted」(2018),「The Gifted Graduation」(2020)のコーン役など人気作品に多数出演している。
MOTO: 1998年10月11日生まれ。タイ・スパンブリー出身。ギター、ドラム、ピアノ、Trackメイク、ダンスなどマルチな才能の持ち主。日本語も流暢でメンバーの通訳としても活躍。
YUKI: 1999年10月10日生まれ。福岡県出身。空手で日本チャンピオンに3度輝いた経験を持つ。J-HipHopの影響を受け、ストレートな気持ちをそのまま綴った等身大のリリックが魅力の一つ。
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