オンライン賭博サイト運営者に禁錮53年8ヶ月

タイの刑事裁判署は2022年12月14日、オンライン賭博サイトの運営者の男に対し、違法賭博に関する25の犯罪で有罪だとして禁錮53年8ヶ月を言い渡した後、禁錮20年に減刑しました。各報道が伝えています。

裁判所は、違法賭博に関与した他の18人にも禁錮3カ月から14年を言い渡しました。なお、多くが禁錮1年4カ月。2人は公判中に逃亡しています。

検察官の起訴状によると、2018年から2020年の間に57万5000件以上の金融取引が記録され、その額は推定17億バーツで、その中にはマネーロンダリングとされる約8億4100万バーツが含まれています。

公判中、運営者の男は、自分は運営者でもなければ、オンライン賭博のFacebookアカウントの所有者でもないと主張。しかし裁判所は、オンライン賭博の運営グループを組織した罪で有罪であると判断。 14件のマネーロンダリングが1件につき3か月で合計48か月の禁錮、25件のマネーロンダリングが1件につき2年で合計50年の禁錮、合わせて50年48か月の禁錮を言い渡しました。しかし、刑法第91条 (2) に従って、禁錮20年の上限を超えない範囲で処罰されることになります。