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2019年から「いよいよ」「ようやく」「遂に」と言われながら始まらなかった運転免許証の減点制度が2023年1月9日より、やっと開始になります。各運転免許証保持者には、最初は12ポイントが与えられ、違反が見つかるたびに減点されます。減点は、違反の度合いによって4段階に分けられます。
ThaiPBSによると、以下のように減点になります。
運転中の携帯電話の使用、シートベルト未着用、制限速度超過、オートバイのヘルメット未着用、オートバイの歩道走行、横断歩道での不停止、緊急車両に道を譲らない、無謀運転、ナンバープレートなしまたはナンバープレートを隠しての走行、道路税標識を非表示、交通違反切符の未払い、交通標識の不掲載、警察から運転免許証の提示を求められた際の不提示、駐車禁止区域での駐車などは1点減点。
道路の反対車線の走行、免許停止または失効した状態での走行、信号無視は場合は、2点減点。
運転の不手際、ひき逃げ、十分な注意を払わない運転をした場合は、3点減点。
飲酒運転、麻薬の影響下での運転、他人の安全を無視した運転は最大で4点減点。
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12点すべてを減点されたドライバーは、運転免許証が90日間停止されます。しかし、そのまま運転を続けると、3ヶ月の禁錮および/または10万バーツの罰金が科される可能性があります。
また、3年間に3回免許停止処分を受けた場合、4回目の免許停止処分を受けると、すべての免許が失効します。
点数は1年後に自動的に戻されます。6点しか残っていない場合は、陸運局が手配する講習を受講することで、点数を回復することができます。
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