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タイ北東部のウボンラチャタニ県で2022年11月20日から22日にかけて、2人の若い女性がタイ人の男(41歳)に強姦されるという事件が発生。すでにこの男は逮捕されましたが、これが同様の犯罪で5度目の逮捕でした。
なお、この男は刑務所から出所したばかりで、しかも1年も経たずに出所していたことが明らかになりました。
この事件の発生を受けてタイ法務省のソムサック・テープスティンは、過去に性犯罪、暴力、恐喝を行った者の監視を可能にする新たな法律について改めて言及しました。
2023年1月25日に発効する新たな法律では、性犯罪などを行なった者に対して釈放後最大10年間、行動監視用の電子足輪を装着できるようになります。これは、再犯の可能性を減らし、女性に対する暴力を防止し、釈放後に犯罪に戻った場合に警察が危険な犯罪者をより簡単に拘留できるようにすることを目的としています。
また、新しい法律では、そのような犯罪の被害者には5万バーツの損害賠償に加え、4万バーツの医療費、2万バーツのリハビリ費用を含む、合計11万バーツが補償されることも定められています。
【タイの強姦件数】
2017年 2,218件
2018年 2,079件
2019年 1,835件
2020年 1,655件
2021年 1,210件
(ejanより ※タイの人口は約6600万人)
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