アジアゴールデンキャット、タイ東北部プーキアオ野生動物保護区で撮影される

©จิราวรรณ คล้ายทอง  プーキアオ野生動物保護区公式Facebookページより

タイ東北部チャイヤプーム県にあるプーキアオ野生動物保護区は公式Facebookページで2022年11月14日、カメラに捉えられたアジアゴールデンキャット（Asiatic Golden Cat）という珍しい野生動物の写真を公開しました。（จิราวรรณ คล้ายทอง 撮影 11月6日）

タイ語では「เสือไฟ」（スアファイ：：ファイヤータイガーという意味）と呼ばれるアジアゴールデンキャットは、国際自然保護連合（IUCN）の保存状況評価によって、レッドリストに準絶滅危惧種(NT)として指定されています。

アジアゴールデンキャットは、体長が73～100cm、尾長43～56 cm、体重12～16kgほどで、足はかなり長く、体は滑らかで、模様はほとんどありません。鹿にも似た、赤褐色の地色をしています。ブラックかブラウンかグレーの場合もあるのだとか。

なお、アジアゴールデンキャットは、夜に餌を探し、地上で単独で獲物を狩ります。彼らの好物はネズミ、ウサギ、小鳥など。妊娠期間は約100日で、一度に1～2頭の赤ちゃんを産みます。