パッタルンの水牛湿地がタイ初の世界農業遺産に登録

タイの水牛のイメージ（タレーノーイの水牛ではありません）

国際連合食糧農業機関（FAO）によると、タイ南部パッタルン県にあるタレーノーイ（ทะเลน้อย）湿地の牧畜用水牛の農業生態系が、タイ初の世界的に重要な世界農業遺産 (GIAHS) として宣言されました。タイ広報局が2022年11月8日に伝えています。

2022年11月2日から4日まで開催された第16回GIAHS科学諮問グループ会議において、パッタルン県のタレーノーイ湿地牧畜水牛農業生態系候補は、正式に世界農業遺産 (GIAHS) に指定されました。

タレーノーイ湿地牧畜水牛農業生態系は、湿地水牛の養殖地としてのアイデンティティを持ち、250年以上にわたって地元農家が代々受け継がれてきた伝統農法があります。

この表彰は、この地域の重要性とアイデンティティを浮き彫りにしています。そして、長期的な持続可能性のために、保護と保全のレベルを上げるとともに、この地域の農民の文化や生活様式を守ることに貢献する必要があります。