|
|
タイ東北部のブリラムからカンボジアのアンコールワットまで1,700kmの距離を競う「第27回AXCR2022」は、2022年11月21日より26日まで開催。車いすのレーシングドライバーの青木拓磨と国内外のラリーで活躍する塙郁夫が参戦します。
<プレスリリース>
元WGP(ロードレース世界選手権、現Moto GP)ライダーで、24歳の若さで脊髄を損傷し下半身不随となってしまった車いすのレーシングドライバー・青木拓磨(あおき たくま)は、3年ぶり、 27回目の開催となる『アジアクロスカントリーラリー2022』に参戦いたします。 「FORTUNER GEOLANDAR takuma-gp」チームは、2号車にラリーレイド、ダカールラリーなど国内外のラリーで活躍する塙郁夫(はなわ いくお)を迎えた2台体制でワン・ツーフィニッシュを目指します。
TOYOTA FORTUNER Rally version(ドライバー:青木拓磨/コ・ドライバー:イティポン・シマラック)
エンジン:ディーゼルターボ2.8L 出力:280PS以上
TOYOTA FORTUNER Rally version(ドライバー:塙郁夫/コ・ドライバー:染宮弘和)
エンジン:ディーゼルターボ 2.8L エンジン出力:280PS以上
■アジアクロスカントリーラリー
アジアクロスカントリーラリー(英名/Asia Cross Country Rally、総称/アジアンラリー/AXCR)は、アジア各国を基点としアジアならではの特徴ある地域、路面状況、自然、気候の中で毎年8月に開催され、近年はタイ王国を出発点として開催されています。 初開催の1996年から2019年までに、タイ王国、マレーシア、シンガポール共和国、中華人民共和国(雲南省)、ラオス人民民主共和国、ベトナム社会主義共和国、カンボジア王国、ミャンマー連邦共和国など8カ国を走破し、毎年コース設定、通過国が変わります。アジアクロスカントリーラリーは、フォーミュラ1、世界ラリー選手権(WRC)、ダカールラリーと同じ運営組織である国際自動車連盟・ International Automobile Federation(FIA)の公認を受けています。 アジアクロスカントリーラリーは現在、アジア最大のラリーレイドイベントで、山岳地帯、ジャングル、沼地、ビーチサイド、渡河、砂漠、プランテーション、舗装路からサーキットまでがコースとなります。 また大自然が生み出す多くの予測不可能な気象条件や、複雑な地形を走るため、競技者とチームのスキルの両方が試されます。2020年(第25回)と2021年(第26回)のアジアクロスカントリーラリーは、世界中の新型コロナウイルス感染が収束しなかったため中止となりました。
第27回AXCR2022は2022年11月21日より26日、タイ王国、カンボジアを舞台に開催。スタートはタイ王国のブリラムで4日間山岳ステージ、5日目にカンボジアステージ、最終日はアンコールワットへ全行程1,700kmの距離で争われる。
・AXCR2022公式サイト:https://www.r1japan.net/axcr/index_ja.html
・レース日程:
11.21(月) LEG0 セレモニースタート
11.22(火) LEG1 ブリラム → ブリラム
11.23(水) LEG2 ブリラム → ブリラム
11.24(木) LEG3 ブリラム → ブリラム
11.25(金) LEG4 ブリラム → タイ / カンボジア国境 → シェムリアップ
11.26(土) LEG5 シェムリアップ → シェムリアップ フィニシュセレモニー
・コースマップ:
■青木拓磨プロフィール1974年群馬生まれ。プロレーサー。
8歳の時に初めてポケバイに乗り、1990年にロードレースデビュー。1995年・1996年、全日本選手権スーパーバイククラスチャンピオン2連覇を獲得。また、1996年は世界スーパーバイク選手権でも優勝。1997年には世界最高峰のロードレース世界選手権500ccクラスに参戦し、世界ランキング5位を獲得したが、翌年の1998年、開幕前のテスト中に転倒。この時に脊髄を損傷し、下半身不随の後遺症を負ってしまった。以来、車いすでの生活を送っている。その後、HRC(ホンダ・レーシング)チームの助監督に就任し、鈴鹿8時間耐久を3連覇。2007年にこのアジアクロスカントリーラリーでレース復帰してからはダカール・ラリー、ル・マン24時間レース、GTアジアなど様々な四輪レースに健常者と同じ舞台の上で参戦するなど精力的な活動を続けている。
青木拓磨公式サイト: http://www.takuma-gp.com/
青木拓磨のモータースポーツチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC6tlPEn5s0OrMCCch-4UCRQ
■塙郁夫プロフィール
1960年、茨城県生まれ。プロレーシングドライバー。
高校3年生で「全日本オフロードレース選手権」でレースデビューする。 「JFWDAチャンピオンシップレースシリーズ」で10年連続チャンピオンを獲得するなど活躍して、1991年アメリカのオフロードレース「Baja1000」で日本人初完走を果たし、2002年にはクラス優勝など、海外でもトップレーサーとして知られる。近年は「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」のEV(電気自動車)クラス、2020年には日野チームスガワラよりダカールラリーに参戦して、世界のEVの普及にレースを通して貢献。フレーム製作や、メーカーと共同でパーツ開発するレーシングコンストラクターとしてもモータースポーツに貢献している。
塙郁夫Facebook:https://www.facebook.com/ikuo.hanawa/
■チームサポート体制
車両:TCD Asia Pacific Indonesia
タイヤ:GEOLANDAR(横浜ゴム株式会社)
メディカル:みどりクリニック瀬戸口芳正
トラック:MAXLINER(Vandapac Co.,Ltd.)
バン:Thai Auto Conversion Co. Ltd.
■チームスポンサー/サプライヤー
■チームSNS
https://www.instagram.com/2022axcr/
関連記事