梨泰院で犠牲になったタイ人女性の遺体が帰国、韓国大使館が搬送費用を負担

2022年10月29日夜に発生した韓国・梨泰院（イテウォン）での雑踏事故で犠牲になったタイ人女性ナッティチャー・マーケウさん（27歳）が無言の帰国です。

韓国語教師を目指して韓国に留学していたナッティチャー・マーケウさんの遺体は11月4日23時20分、大韓航空KE651便でタイに帰国しました。なお、搬送費用は在タイ韓国大使館が負担しており、ムン・スンヒョン駐タイ韓国大使らも空港で遺体を出迎えたとのこと。また、11月9日には大使が葬儀を執り行い、翌日の火葬にも立ち会います。

 報道によると、大使館は韓国からの補償請求を調整する準備ができています。遺族には補償金2000万 ウォン＜約53万バーツ＞と葬儀費用 (葬儀交通費を含む) 1500万ウォン＜約40万バーツ＞が支給されます。

  ◆梨泰院で犠牲になったタイ人女性の遺族に給付金
ナッティチャー・マーケウさんは2022年6月まで、SSO法第33条に基づき社会保障基金に拠出していいたため、タイの社会保障事務所より葬儀費用として5万バーツ、一時金の老齢給付として1万5500バーツ、合計6万5500バーツが支給される予定です。

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