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タイでは合法的に銃器を所持でき、非合法に所持する例も少なくなく、銃器による犯罪や事故が多発しています。10月にはノンブアランプー県で元警察官の男が銃を乱射し、子供24人を含む30人以上が殺害した事件も発生しています。
タイ内務省アヌポン・パオチンダー(อนุพงษ์ เผ่าจินดา)大臣は2022年11月7日、内務省が、銃の免許を申請するすべての人に、従来の事前資格に加えて、精神的に健康であることを示す医師の証明書と、雇用主、首長または上司からの人格に関する証明書を要求するように、銃規制の強化を検討していると述べました。各報道が伝えています。
大臣によると現在、銃の購入許可を得るためには、申請者は禁錮刑を受けていないこと、無能力者でないこと、重大な違法行為を行った者でないことなど、一定の要件を満たす必要があるとのこと。しかし、数年間銃を所有した後、人が変わったり、行動が変わったり、違法薬物やギャンブルにはまったりすることもあるといいます。
したがって、生涯有効な免許証だけでは十分でない場合があると大臣は述べ、銃の所有者は、3~5年ごとなど定期的に精神状態のメディカルチェックを受け、引き続き銃を所有できるほど精神的に安定しているかどうかを判断されるべきであると付け加えました。
なお、2022年の銃による犯罪の統計を挙げ、98.5%が違法銃器によるものだと述べ、この問題への対処が急務だと強調しました。
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