タイ観光大臣が習近平にお願いしたいこと

中国の習近平国家主席は、バンコクで開催されるAPEC2022に出席するためにタイを訪れます。そこでタイ観光・スポーツ省ピパット・ラチャキットプラカーン大臣は、習近平氏にお願いしたい事があるのだとか。2022年11月3日の各報道が伝えています。

ピパット大臣は、中国政府が新型コロナウイルスゼロ政策を実施しているため、中国人観光客がタイにもどってくる可能性は低いと述べました。しかしピパット大臣は、プラユット首相がサミットの合間に、観光問題について習近平氏と会談する可能性があると明かしています。

 ピパット大臣は以下の様に話しています。

「プラユット首相が習主席との会談中に、中国人観光客がタイに戻れるように、特定の省の制限を緩和するよう中国政府に要請することを期待している。この問題を習主席に提起するよう、首相に促したい。前向きな結果が得られることを期待している」

タイ政府観光庁は、中国が2023年春節の前に国を再開した場合、2023年はタイに約3,000万人の外国人が到着すると予測しています。しかし中国人がいなければ、外国人到着者数は約1800万人になります。

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