タイ警察が国外での求人に警告、売春強要や奴隷労働も

タイ王国国家警察中央捜査本部は、インターネットで募集されている海外での求人について、詐欺に注意をするように呼びかけています。

マレーシアでは先日、インターネットでの求人募集に応募してマレーシアに向かい、売春を強要されることになった13歳のタイ人少女が救出されました。また、タイ人女性が中東や韓国などの求人に応募し、現地に着くとパスポートを奪われて売春を強要される事件も度々発生しています。

さらに、カンボジアやミャンマーでの求人に応募し、特殊詐欺のコールセンターなどで奴隷のような労働をさせられるケースも続発しています。

タイ王国国家警察中央捜査本部は、海外で働くことを希望する人々に警告。海外の求人情報はインターネットの広告でなく、政府機関の求人情報等から探すように呼び掛けを行なっています。

【海外で働きたい人への注意事項】
1. オンラインの求人広告に騙されないでください。
2. 会社名、仕事内容、勤務地などの情報をよく確認してください。
3. 国境地域でブローカーとの約束がある場合、不法就労を強いられるリスクがあります。
4. 海外で働きたい方は、労働省のウェブサイトを確認してください。 www.doe.go.th/overseas

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