パタ動物園「ゴリラを約3000万バーツで売却」を否定

©パタ動物園 ゴリラのブアノイ

パタ動物園は、バンコクの西岸のバーンプラット区にあるパタデパートの6階と7階にある私立動物園で、1983年から運営されています。

そんなパタ動物園は2022年10月22日に声明を発表し、ゴリラのブアノイ（ゴリラの名前 メス）を約3,000万バーツで売却するというメディアの報道を根拠がないものとして否定しました。

パタ動物園は、30年前の1992年に当時3歳のブアノイがオスのゴリラと共にドイツからタイにやって来て以来、いかなる組織や個人とも売買に関する協議を行ったことはないと述べました。

 なおブアノイは、タイが「絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する条約」（ワシントン条約）に調印して以来、タイで唯一のゴリラです。

パタ動物園によると、ブアノイを別の場所に移すという国立公園・野生生物・植物保護局からの提案は、パタ動物園で30年過ごした老齢の動物が新しい環境に適応できないことを懸念して、先に拒否したとのことです。

パタ動物園は過去数年間、財政的な損失を被っていますが、ゴリラを売却するつもりはないと述べています。

パタ動物園

［営業時間］
10:00〜18:00
［住所］
125 Somdet Phra Pin Klao Rd, Bang Yi Khan, Bang Phlat, Bangkok 10700
［電話］

［ウェブ］
https://www.facebook.com/Patazoo67