インドネシア産インスタントラーメン「Mie Sedaap  韓国スパイシーチキン」からエチレンオキサイド検出

タイ保健省食品医薬品局（Food and Drug Administration：FDA）は2022年10月21日（金）、タイで販売されているインドネシア産インスタントラーメン「Mie Sedaap」から農薬によく含まれるエチレンオキサイドを検出したため、インドネシアからのすべての「Mie Sedaap」の販売停止を命じました。

食品医薬品局は、10月6日にシンガポール食品庁が「Mie Sedaap Korean Spicy Soup（Mie Sedaap  韓国スパイシースープ）」と「Mie Sedaap Korean Spicy Chicken（Mie Sedaap  韓国スパイシーチキン）」といった2つのフレーバーからエチレンオキシドが検出されたと報告したことを受けて、調査を実施しました。

当初に食品医薬品局は、タイ市場には輸入されていないとしていましたが、試験的に販売されている「Mie Sedaap Korean Spicy Chicken（Mie Sedaap  韓国スパイシーチキン）」の2つのロットから、危険物質の存在が確認されたとのこと。1つは2021年11月25日製造で賞味期限が2022年11月25日、もう1つは2021年12月7日製造で賞味期限が2022年12月7日のロットです。

食品医薬品局は、タイで販売されている8種類のフレーバーすべての流通を監視するよう保健省に命じ、ほかのフレーバーについても検査が行われました。分析結果が確認されるまで、販売会社は「Mie Sedaap」の販売中止を要請されました。