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タイでオミクロン派生型「BQ.1」初検出

2022年10月18日 配信

マヒドン大学付属ラマティボディ病院の医学ゲノミクスセンターは2022年10月18日、新型コロナウイルス・オミクロン株「BA .5」から派生した「BQ .1」の、タイで最初の症例を確認したと明らかにしました。



医学ゲノミクスセンターは2022年10月18日、公式Facebookページへの投稿で、米国疾病対策予防センターが、「BA .5」から派生した「BQ .1」と「BQ.1.1」の感染拡大について警告を発したと発表しました。これらは、危険な性質や、利用可能な介入の一部を回避できるような特徴を持っているため、 「かなり厄介」 であるといいます。

米国疾病対策予防センターの最新データによると、「BQ .1」と「BQ.1.1」が現在の米国の全症例の10%以上を占めています。この2つの株が最終的に米国内の主要な変異株として「BA .5」を追い越す可能性があり、もし急速に広がれば、全国的な新型コロナウイルス感染者数の減少を覆す恐れがあるとのこと。

医学ゲノミクスセンターによると、「BQ .1」が「BA .5」に取って代わり、2022年末か2023年にはタイでの主要な株になる可能性があると伝えています。

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