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タイ国立開発行政研究院(NIDA; National Institute of Development Administration)の調査センター(NIDA Poll)は2022年10月16日、薬物使用者に関する世論調査の結果を発表しました。
調査は2022年9月10日から12日にかけて、15歳以上の1,310人を対象に実施されました。
この調査によると、原則的に「薬物使用者」を「病人」とする麻薬法に過半数の人が反対しており、「薬物使用者」はいずれ「薬物の売人」になりかねないので、「薬物使用者」は罰せられるべきと考えている人が半数でした。
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「薬物使用者」を「病人」とする方針について、64.04%の人が否定的な考えを示し、それらの人々は「薬物使用者は罰せられるべきで、そうしないと麻薬の売買をするようになるかもしれない」「罰則がなければ、より多くの人が薬物を使いたくなる」「薬物問題は根本的な解決策を講じるべきだ」と考えているようです。
一方「薬物使用者を治療やリハビリに連れて行くべき」と全面的に賛成する人は20.31%、「この原則の下なら、やめたい人は法的措置を恐れることなくリハビリを受けられる」との理由で賛成する人が15.57%でした。
ヤーバー(覚せい剤の錠剤)が何錠見つかったら、法的に「薬物使用者」と認定されるかについては、34.96%がその考えに「完全に反対」と答え、「1錠以下」30.76%、「2~3錠」16.11%、「4~6錠」7.33%、「10~12錠」35%、「7~9錠」2.75%、「13~15錠」1.75%という結果になりました。
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