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シンガポールで感染が拡大している、新型コロナウイルス「オミクロン株」の派生型の亜種である「XBB」。香港では、海外からの29人が「XBB」に感染していることが判明しました。大部分はシンガポールからでしたが、3人はタイからでした。
タイ国立遺伝子生命工学研究センターの獣医学イノベーション・マネジメント研究グループのディレクターであるAnan Jongkaewwattana氏は、香港の保健局のデータから、「XBB」に感染していた海外からの訪問者29人のうち24人は到着時に、他の5人は2日間の滞在後に検出されたと述べています。
29人の内訳は、シンガポールから13人、インドから5人、タイから3人、英国とインドネシアから各2 人、米国、ドイツ、UAE、チェコ共和国から各1人でした。
タイ人の3人が「XBB」に感染していたことは、これらの症例がすでにタイ国内の症例に紛れ込んでいた可能性がありますが、ランダム検査では検出されなかったことを示しているとのこと。
なお、先日のタイ保健省の発表では、タイ国内の感染は確認されていません。
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