銃所持者の資格を審査へ、元警察官の銃乱射を受けて

タイ内務省の高官は、2022年10月6日（木）にノンブアランプー県で発生した、元警察官による銃乱射事件の教訓を話し合うために会合を開きました。当局者は、銃所有者の資格の見直しと、資格のない銃所有者に発行された許可証の取り消しを命じました。タイ国営メディアNNTが10月7日（金）に伝えています。

当局者は、薬物防止の取り組みを見直し、リスクグループに属する個人、公務員、その他の当局者を再調査することで合意しました。今後、より多くの薬物使用者がリハビリを行うことになるようです。また、地域社会の検問は強化され、省・地区の行政組織は薬物撲滅活動への支援を強化します。さらに、パートナー組織と共同で、人々が薬物に関わらないようにするためのキャンペーンを行う予定です。

会議では、銃の所有者の資格について再検討することが強調されました。もし資格がなければ、銃の許可は直ちに取り消されます。また、自治体が運営する保育所の警備強化も検討することで一致。警備員を配置し、防犯カメラを設置するという形を取るようになります。

バンコク警察の副署長は、警察官の9割が業務で銃を所持するために許可が必要だと述べました。同副署長によると、今後、警察の指揮官は、部下が銃携帯の資格を有するかどうかを確認するよう求められま。また、退官した警察官が引き続き銃を所持することを認めるかどうかについても、今後、会議を行う予定です。

ノンブアランプー県の事件の容疑者は、警察に入った時点で通常の検査を受けていました。以前の容疑者の業務は薬物に関連しており、そのために容疑者も薬物を使用するようになった可能性があると副署長は述べました。

警察では今後、警察官の薬物使用の有無を検査し、薬物使用が発覚した場合は解雇になるとのことです。

■Interior Min to review gun owners’ qualifications in response to Nong Bua Lamphu shooting｜NNT

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