ラジオがバカ売れ、タイ首相が「洪水情報はラジオで」と提案

タイでは大雨が続き、各地で洪水の被害がでている中、プラユット・ジャンオーチャー首相がラジオで洪水情報を得るように提案した後、ナコンラチャシマ県（コラート）ではポータブルラジオが人気を集めています。各報道が伝えています。

The Naitionによると、特に「Tanin」ブランドのポータブルラジオが人気とのことで、ナコンラチャシマ県ムアン区にある「Tanin」の小売・卸売をしている販売店では、プラユット首相の提案後は飛ぶように売れているのだとか。

首相の職に戻ったプラユット首相は10月3日（月）、洪水の状況について内務省幹部や州知事とテレビ会議を通じて会談を行いました。その席でプラユット首相は、通信システムがダウンした場合、人々はラジオを介して情報を得なければならないと述べたとのことです。プラユット首相によると、2011年の大洪水の時はいくつかの地域で停電が起こり、人々はラジオで最新情報を得なければならなったのだとか。

AMとFMの両方を受信できる「Tanin」のTF-268というモデルが最も人気で、1台辺りの価格は290バーツです。軽くて丈夫で、農作業をしながらラジオを聞くことにも適しているとのことです。

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