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タイに入国する際に徴収する300バーツの「入国料」は、実施時期の延期が続いていますが、タイ観光・スポーツ省は2023年はじめにも徴収を開始する見込みで、間もなく閣議決定される予定です。タイ国営メディアNNTが2022年9月28日に伝えています。
タイ観光・スポーツ省はクルンタイ銀行と覚書(MOA)を締結し、「入国料」徴収システムを開発します。クルンタイ銀行は、既存の決済プラットフォームとタイ観光・スポーツ省の料金管理システムを連携させます。これにより、企業や外国人旅行者が「入国料」を支払う際、迅速かつ安全に行えるようになります。
タイ観光・スポーツ省ピパット大臣は、「入国料」から得られる収入は観光開発の資金になると述べました。また、タイの観光産業の競争力を高めるために使用され、旅行者のための医療サービスの費用として使用されます。
ピパット大臣は、「入国料」はすべての入国地で徴収されると述べました。料金は、ウェブサイトやモバイルアプリ、キオスクで支払うか、航空券に含めて支払うことになるかもしれないとのこと。飛行機で入国する場合は300バーツで、その他の入国経路の料金はまだ検討中です。ピパット大臣によると、他の入国経路の適切な料金を決定するために委託された調査が今月末に完了する見込みで、その結果は、10月の閣議で発表される予定です。閣議決定されれば、早ければ2023年初頭から徴収開始となります。
■Tourism ministry readies payment system for 300-baht Thailand entry fee|NNT
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