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タイは2022年9月30日をもって新型コロナウイルス対策の非常事態令も解除され、タイCovid状況管理センターも解散。いよいよ本格的に新型コロナウイルス明けとなります。
そんな中で強い感染力を持つと言われるオミクロン株の亜種「BQ.1.1」が、監視リストに追加されました。「BQ.1.1」は8月に初めて英国で確認され、10カ国に広がり、78人が感染しています。
マヒドン大学付属ラマティボディ病院の医療ゲノムセンターは、世界中のコビドを追跡するGISAIDが最近28件の新しいケースを報告したため、タイはこの亜種を注視していると報告しています。この強毒性の「BQ.1.1」は急速に拡大し、「BA.5」に代わって世界の主流となることが懸念されています。
保健省事務次官は、タイでは日々の感染は減少し、新型コロナウイルスはコントロール下にあると述べていますが、この新型のような脅威は、新たな爆発的な流行を防ぐために、毎年または隔年で定期的にワクチンのブースター接種を行うという同省の計画を思い起こさせるものとなっています。
保健省は現在、ワクチン接種のたびに約4カ月の間隔をあけることを推奨しており、継続的にワクチンを接種している地域は、新型コロナウイルスの再発を防ぐためにより強い免疫力を維持できると強調しています。また、今後の定期接種の時期については、状況の変化に応じて見直す可能性があるとし、当初は8000万本のワクチン接種を計画していた同省も、ワクチン購入数の計画を調整中とのことです。
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