タイ政府が警告「9月21日までタイ全土で大雨に備えて」

タイ政府は、2022年9月21日まで全国的に大雨に備えるよう国民に警告を発しました。9月20日のタイ国営メディアNNTが伝えています。

アヌチャー・ブーラパチャイスリー首相補佐官兼政府報道官代理によると、タイ気象局は9月21日まで国内のほとんどの地域で大雨が降ると予測しています。安全と幸せを脅かす可能性があるため、人々は鉄砲水や洪水の可能性に備えるように呼びかけています。また、アンダマン海やタイ湾では強風と高波が予想されるため、漁業関係者に注意を呼びかけています。

広報担当者によると、政府は関連部門に対し、洪水が起きやすい地域を監視し、排水システムと水理構造が機能していることを確認するよう命じたました。政府はまた、予期せぬ事故や深刻な被害を防ぐため、コミュニケーションと広報の重要性を強調しています。

一方、タイ水資源局 (ONWR) は、今年の雨季に向けた水管理戦略の策定と実施を担当しており、水管理規則の評価と更新、全国5,382箇所の水管理のための機械設備の整備、高リスク地域の洪水予防のための全長6,440 kmの649箇所の貯水池の修復と改良を行ったと報告しました。