タイのタクシー値上げへ、初乗り運賃45～50バーツを提案

タイ・バンコクのタクシー運賃は初乗りが35バーツ（約140円）で、その後距離に応じて加算されます。2014年より8年も運賃が変更されていませんが、いよいよ値上げのときが来たようです。

タイ公共タクシー協会のサディット・ジャイティアン会長は2022年9月13日、協会がタイの新しいタクシー運賃について話し合うために、陸運局と会談したことを報告しました。

会議にはスワンナプーム・タクシー調整協会、電気タクシー協会など4つの関連部門が出席し、どの協会も運賃の引き上げについて議論したといいます。

サディット会長が陸運局に提案した、新たなタクシー運賃以下です。

●1,600ccから1,800ccのタクシー車。初乗り運賃は45バーツから
●2,000ccのタクシー車。初乗り運賃は50バーツから
－加算額。
  2〜20キロメートルまでは10バーツ/km
  21〜40キロメートルまで11バーツ/km
  41〜60キロメートルまで12バーツ/km
  61キロメートル以上は13バーツ/km
●タクシーが時速25キロで走るような渋滞時は、5バーツ/1分が加算。
●空港でのタクシーのサービス料は、車の大きさやエンジンの大きさによって75〜90バーツに。

陸運局はこの要望を認め、今後の会議で運賃を検討するといいます。同局は10月初旬に再び協会と会合を持ち、運賃の結論を出し、設定する予定です。

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