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タイの在来犬種「バンゲーオ(Thai Bangkaew Dog ไทยบางแก้ว)」が、ベルギーのトゥアンが本拠地の国際畜犬連盟(FCI)により世界的な犬種として公認されました。2022年9月3日にタイ政府広報局が伝えています。
この公認により、「バンゲーオ」は国際畜犬連盟(FCI)が承認する国際競技会に参加することができるようになりました。
「バンゲーオ」は、ピサヌローク県バーンラカム区ターガーンガームにバンゲーオ村を原産地とする古い犬種です。かつて仏教の住職が飼っていた白黒の雌犬と、今では絶滅してしまった野生の犬との交配で、現在のバンゲーオ種が生まれたとされています。1957年以降、1回の交配で新しい世代を生み出し、現在に至っています。
「バンゲーオ」は、ピサヌローク県の貴重な遺産とみなされており、県内で広く飼育されていますが、全国的に有名になったため、現在はタイのあらゆる地域で飼育されています。
国際畜犬連盟(FCI)には98カ国が加盟しており、370品種の犬種に公認を与えています。タイの犬種では、2003年に「タイ・リッジバック・ドッグ(Thai Ridgeback Dog)」が公認されており、「バンゲーオ」はタイで2番目の公認となります。
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