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タイの国家経済社会開発委員会(The National Economic and Social Development Council:NESDC)は、2022年第2四半期のタイの失業率が新型コロナウイルス大流行開始以来最低となったことを報告しました。
NESDCのダヌチャ事務局長によると、2022年第2四半期の失業者数は55万人で、全労働人口3980万人の1.37%に相当し、第1四半期の1.53%、2020年の1.69%、2021年の1.93%を下回っています。
第2四半期の就業者数は、前年同期比3.1%増の約3900万人となりました。これは、非農業部門(2740万人)の就業者が増加したことによるものであり、製造業、卸売り・小売り、輸送・貯蔵部門もいずれも就業者が増加しました。
失業率の改善は、経済が新型コロナの影響から回復しつつあることを示しているとし、経済回復により移民労働者を含む民間部門の労働者に対する需要が高まっていると指摘しています。タイには現在約220万人の出稼ぎ労働者がおり、パンデミック前の310万人から減少しています。
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