バンコクのコンドミニアムで犬を飼って罰金14万バーツ

南バンコク刑事裁判所は、バンコクのコンドミニアム内で犬を飼って規則に違反した居住者に対し、141,500バーツの罰金と、全額を支払うまで年5％の利息を支払うよう命じる判決を下しました。この判決は、2021年12月に、コンドミニアムが犬を飼っている居住者を相手取って訴訟を起こしたことを受けて下されたものです。

罰金に加え、被告（犬の飼い主）は訴訟が起こされた日から2022年1月24日まで「共用部分の維持管理費」として1日500バーツを追加で支払いする必要があります。また、2022年2月19日に発生した出来事のメンテナンス費用として、500バーツを支払わなければなりません。さらに、被告は原告の弁護士費用として5,000バーツを追加で支払わなければなりません。

この高級コンドミニアム「Life One Wireless」は、タイのほとんどのコンドミニアムと同様に、コンドミニアム建物自体の内部とコンドミニアム敷地内でのすべてで動物の持ち込みを禁止しています。

 伝えられるところによると罰金の支払いを命じられた居住者は、犬を隠そうともせず、敷地内で散歩させ、共有スペースで排泄させるなど挑発的態度を取っており、再三の警告を無視したため、コンドミニアム側が訴訟を起こしたとのことです。