タイ人280人中55人が韓国・済州島2泊3日ツアーから無断離脱

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韓国・済州島に到着したタイ人数百人が入国拒否で強制送還になっている件について2022年8月7日、韓国法務部済州出入国・外国人庁が詳細を明らかにしています。

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韓国法務部済州出入国・外国人庁によると、2泊3日の団体ツアーで済州島入りしたタイ人280人のうち、55人の行方が分からなくなりました。

 済州島では8月2日から5日までに、チェジュ航空のチャーター便でバンコクから到着した697人のうち、417人が「入国目的不明」のため入国拒否になりました。また、2日に入国許可された34人、3日の18人、4日の3人の合計55人が無断でツアーを離れて行方が分からなくなっています。

韓国では、ビザなしで入国する外国人を対象に、電子旅行許可制度であるK-ETAシステムを用いています。しかし、済州島が国際観光都市である特性が考慮され、2021年9月から適用地域から除外となりました。

今回、入国拒否になったタイ人697人のうち367人が、K-ETAシステムで入国拒否になった履歴があるため、彼らはK-ETAシステムから除外された済州島からの入国を試みたと考えられています。

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