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韓国・済州島で、タイ人旅行者の入国拒否が続いています。
先日は本サイトでも、済州島に到着した100人以上のタイ人が入国拒否で強制送還になったとのニュースをお伝えしましたが、その後も同様の入国拒否が発生しています。
The Korea Timesによると韓国の済州入国管理局は、8月2日にチャーター便で済州島に到着した183人のうち112人のタイ人は、旅行の理由が不明であることが判明したため、入国を拒否されました。8月3日も、182人中108人のタイ人が同様に入国拒否になりました。
韓国法務部は、入国拒否になったタイ人220人のうち 206人が、出発前にK-ETAシステムで入国を拒否されていたと明かしています。K-ETAシステムとは、ビザなしで韓国入国する外国人を対象に運用されている電子旅行許可です。
韓国法務部は、不法就労や不法滞在の外国人の入国を防ぐための追加措置として、済州島の国境管理にK-ETAシステムを導入する予定とのことです。
なお、タイ人は韓国にノービザで90日間滞在出来る※ことから、以前より多くの不法就労目的のタイ人が韓国を目指しており、韓国で合法的に働くタイ人が約1万8000人なのに対して、不法就労しているタイ人は14万人になると言われています。2022年だけでも、韓国で不法就労が判明した1万377人のタイ人が強制送還されました。
※韓国人もノービザでタイに90日間滞在することができます。
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