タイでは考えられない日本の事件「ホテルの部屋に4人で泊まって3人逮捕」

「人数偽りホテル宿泊疑い」という2022年8月3日配信の共同通信のニュース。これは新宿・歌舞伎町のホテルに1人で宿泊すると偽って4人が宿泊し、3人が逮捕されたという事件です。このニュースをタイの人たちが見たら「何が悪いの？」と思うかもしれませんね。

この歌舞伎町での事件は、宿泊料金を1人分6千円しか支払っていないにもかかわらず、追加で3人が無断で宿泊したことで、3人分の宿泊料金1万8千円を騙し取った詐欺ということだそうです。

一方タイでは、ホテルの宿泊料金は宿泊する人数でなく、1部屋の料金。基本的には、1つの部屋に何人泊まろうが料金は変わりません。例えば、1泊3000バーツの部屋であれば、2人で泊まっても3人で泊まっても3000バーツです（ホテル予約サイトでは追加料金もあるようですが）。ただし観光地などでは、チェックインした際に名前を伝えなかった人が後から到着した場合、追加料金を取られる場合があります。これをタイでは「ジョイナフィー」と呼ぶのだとか。

■人数偽りホテル宿泊疑い｜KYODO