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タイ保健省は2022年7月27日、前日にタイ警察に送った、大麻を無許可で販売する事業者などに対してただちに法的措置を取るようにとの要請を取り消す決定をしたと発表しました。
タイ保健省は、大麻は管理されたハーブであるとして、「大麻を研究する許可を得ずに研究」「植物の輸出許可を得ずに輸出」「大麻を販売する許可を得ずに販売」「商業目的で大麻を処理する許可を得ずに処理」について、警察に摘発を求めていました。しかし、より徹底的な検討が必要だとして、要請撤回となりました。
タイ保健省によると、この要請は、20歳未満の者、妊婦、授乳中の女性を守るためのものでもあったとのことです。
7月27日夜に警察は、プーケット県の歓楽街バングラ通りで大麻を販売している店舗の見回りを行いましたが、無許可での大麻は販売は許可されていないという説明が行われ、摘発には至っていません。
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タイでは2022年6月9日より大麻が麻薬リストから削除され、合法となりました。ただしTHCの含有量が重量の0.2%を超える大麻抽出物は依然として麻薬リストに残り、違法です。
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