UAEでのスパ・マッサージ求人に注意喚起、強制的に売春させられるタイ人女性が続出

タイ労働省スチャート・チョムクリン大臣は2022年7月19日、アラブ首長国連邦（UAE）でのスパやマッサージの仕事を紹介するふりをした偽の仕事仲介業者の誘いに乗って強制売春の被害に遭わないよう、タイ人女性に警告を発しました。

大臣によると、UAEでのスパ・マッサージ、マーケティング、人事管理、ギャンブルサイト管理などの仕事にタイ人女性を誘う広告がFacebook上に多数掲載されており、このような広告では、高い見返りや航空運賃、観光・訪問ビザの支払いが提示されていたといいます。

しかし、誘いに乗ったタイ女性が目的地に到着すると、借金契約にサインさせられ、逃亡を防ぐためにパスポートを預けるよう命じられ、マッサージパーラーでの売春など、約束とは違う仕事をさせられるとのこと。

これまでも多くのタイ人女性が強制的に売春をさせられる被害に遭った例があり、何度となく報道されています。

大臣は、求職者は被害に遭わないように、www.doe.go.th、www.doe.go.th/overseas、現地の雇用事務所で、働く予定の国に関する情報を見つけるべきだと述べました。

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