連休後に人工呼吸器に頼る新型コロナウイルス患者が増加

タイ保健省疾病管理局（DDC）は、人工呼吸器に頼る新型コロナウイルス患者が死者とともにタイで増加していると報告しました。タイ国営メディアNNTが2022年7月19日に伝えています。

タイでは仏教の祝日とからんで7月13日から17日まで5連休となり、多くの人が帰省や旅行へ向かいました。

疾病管理局オパス局長によると連休の後、バンコクや全国の主要都市で新型コロナウイルスの患者数と死亡者数が増加していることが報告されています。また、同局は現在、状況を注意深く監視しており、すべての病院に対し、緊急事態に備えて人員と資源を準備するよう促していると付け加えました。

7月5日から17日にかけて、人工呼吸器依存の患者数は1日平均300人から369人に増加し、1日平均の死亡者数は16人から21人に増加しました。

オパス局長はまた、3ヶ月以上前に新型コロナウイルスワクチンの3回目を接種した高齢者や基礎疾患を持つ人々の間で、死亡者数が増加していることを報告しました。

さらにオパス局長は、オミクロン株BA.4およびBA.5の感染者は、喉の痛み、炎症、筋肉痛、体の痛みを経験していると報告しています。オパス局長は、これらの症状が見られる人は、すぐに検査を行い、最寄りの病院で治療を受けるようアドバイスしました。

タイは、7月28日のワチラーロンコーン国王陛下誕生日から31日まで4連休になります。

■COVID Cases Spike After Long Holiday｜NNT

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