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タイは2022年7月13日~17日の5連休が終わったところですが、21日~24日も4連休となり、多くの人が旅行に出かけたり、帰省を行うようです。そんな中で、新型コロナウイルス感染者の増加が懸念されています。
タイ保健省保健局のスワンナチャイ局長は、休暇中に他県を訪れた人に対し、帰宅後に自分の状態を観察するよう促しました。咳、喉の痛み、筋肉痛、頭痛、発熱などの症状が出た場合は、ATK(抗原検査)検査を受けるようアドバイスしています。人混みや公共交通機関に4時間以上滞在した人も、ATK検査を受ける必要があります。
スワンナチャイ局長によると、無料のATK (抗原検査キット) はスマホアプリ「パオタン」を通じて配布され、地元の薬局で受け取るか、IDカードを使ってを受け取ることができます。検査で陽性反応が出たものの症状が軽い人は、無料診療登録を受けている病院から外来で薬をもらうことを勧めています。さらに、5日間は自主隔離し、さらに5日間は注意深く自分自身を監視する必要があります。自己監視期間中の外出は認められていますが、マスクの着用やソーシャルディスタンスの実践などの厳格な予防規定に従う必要があります。
また、雇用主に対しては、玄関やエレベーター前、トイレに手指消毒剤を設置するなどの対策をとるよう呼びかけました。一方、従業員は「Thai Save Thai」アプリで自己評価を行い、ハイリスクグループに属する場合は雇用主に通知し、厳格な予防策を遵守する必要があるとしています。
■Holidaymakers Urged to Check for COVID Symptoms After Returning Home|NNT
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