バンコク都、全域にホーカーセンターの設置を検討

シンガポールのホーカーセンター

バンコク都は、乱立する露天商の屋台に対する恒久的な解決策として、都内全域にホーカーセンターの設置を検討しています。ホーカーセンターとは、シンガポールにあるような屋台の集合施設のこと。タイ国営メディアNNTが2022年7月13日に伝えています。

バンコク都のチャッチャート・シッティパン知事はホーカーセンターの設置について、露天商には低料金の場所を、住民には安価な食べ物を提供することが目的だと述べました。

知事によるとバンコク都庁は、高速道路の下や空き地をホーカーセンターとして利用するため、関係者と交渉しています。

知事は最近、バンコク都の職員チームを率いて、バンコク都が特定した31の候補地の一つであるバンコクヤイにあるプランノック市場周辺の歩道調査しました。

知事は調査の後、承認された場所は幅が最低2メートルあり、安全標識が明確に示されていなければならないと述べました。1メートル幅は屋台用、もう1メートルは歩行者用に確保されます。

知事は、清掃のため毎週月曜日に路上販売を休みにすることを検討していますが、2週間ごとにすることも検討していると付け加えました。

■Bangkok Considers Setting Up Hawker Centers Throughout City｜NNT