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マーケティングリサーチの株式会社アスマークは2022年6月30日、日本と東南アジア諸国(タイ・インドネシア・フィリピン・ベトナム・シンガポール・マレーシア)に在住する20~40代男性を対象とした「東南アジア男性のスキンケア実態調査【生活実態編】」の結果を公開しました。
【 調査概要 】
調査名 :東南アジア男性のスキンケア実態調査【生活実態編】
調査対象者:20-40代男性
日本、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、シンガポール、マレーシアのいずれか在住者
有効回答数:2,100サンプル
割付 :年代・在住国均等
調査期間 :2022年5月11日(水)~5月20日(金)
調査方法 :Webアンケート
調査機関 :株式会社アスマーク
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【 調査結果 】
昨今、女性のスキンケア市場が頭打ちだといわれる中、男性のスキンケア市場が注目を集めています。国内において、男性向けのスキンケア市場は拡大の一途をたどっており、コロナ禍でも市場規模は拡大していると言われています。「メンズエステ」というキーワードもGoogleトレンドにおける検索人気度が5年前と比べ3倍程度も伸長しており、まさに男性のスキンケア意識が高まっている証拠だと言えるでしょう。
日本国内において右肩上がりの男性スキンケア市場ですが、海外における男性のスキンケア事情はどうなっているのでしょうか?日本と東南アジア諸国(インドネシア・タイ・フィリピン・ベトナム・シンガポール・マレーシア)の男性のスキンケア実態を比較し調査を実施しました。
今回は【生活実態編】とし、スキンケア実態とともに、洗顔・ひげそり・日焼け止めの使用実態を中心にレポート公開しています。
< トピックス >
※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/southeast-asia-male/
< ピックアップ >
■肌悩み
Q.あなたの肌悩みをすべてお知らせください。(複数選択可)
フィリピン、ベトナム、シンガポールは「テカリ」が最も高く、インドネシア、タイは「くすみ」、マレーシアは「ニキビ・肌荒れ」が最も高い。フィリピン、ベトナムは様々な肌悩みを持つ人が他の国より多い一方、日本は「肌悩みはない」が4割弱と突出。年代別でみると、年代が若いほど「ニキビ・肌荒れ」は悩みが増える傾向で、年代が高くなるほど「しわ」が増える傾向。
■1日あたりの洗顔の頻度
Q.あなたの1日あたりの洗顔の頻度をお知らせください。(1つ選択)
日本以外の国は「1日2回以上」が多数だが、日本は「1日1回」が最も多く、「毎日洗顔しない」も1割半ばと他の国より高い。
インドネシアの30代以上は、半数以上が「1日3回以上」と、洗顔頻度が高い。
■ひげそり時の使用アイテム
Q.ひげそりを行っている方へお伺いします。あなたが、ひげを剃るときに使用するアイテムをすべてお知らせください。(複数選択可)
国によって使用アイテムが変わり、インドネシア、フィリピンは「石鹸・洗顔料」、タイは「石鹸・洗顔料」と「シェービングフォーム」、ベトナムは「シェービングフォーム」と「シェービングクリーム」、シンガポールは「石鹼・洗顔料」と「シェービングフォーム」、マレーシアは「シェービングクリーム」が高い。
一方で、日本は「何もしない」が最も多い。
■ひげそり後の使用アイテム
Q.ひげそりを行っている方へお伺いします。あなたが、ひげを剃ったあとに使用するアイテムをすべてお知らせください。(複数選択可)
日本以外のすべての国では「クリーム」が高い。タイは「化粧水」も半数以上が利用している。
一方、日本は、20代で「化粧水」がやや高いものの、半数が「何も使用しない」。
日本と同程度ひげそりの頻度が多いベトナムは、「乳液」「美容液」も高い。
■身だしなみ・スキンケアの頻度(日焼け止め)
Q.あなたは以下の身だしなみ・スキンケアをどのくらいの頻度で行っていますか。(それぞれ1つずつ選択)【日焼け止め】
日本は日焼け止めを塗らない人が7割半ばと他の国より突出している。他の国は半数以上が日焼け止めのケアをしている。
タイは「1日1回以上」が高く、特に20・30代で多い。
■スキンケアをしている理由(SA)
Q.あなたが、スキンケアをしている理由について、最もあてはまる理由をお知らせください。
日本は「乾燥や肌荒れすることが嫌なため」と乾燥防止の理由が最も高いが、タイでは「若々しさ・かっこよさを維持したいため」、フィリピンでは「自分に自信が出るため」、他の国では「清潔感」と“見た目をよくする理由”が最も高い。
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/southeast-asia-male/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロード
【 調査内容 】
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