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日本では「SOTUS」や「2gehter」といった作品からタイのBLドラマの人気が女性を中心広がり、かつてないほどタイの芸能やコンテンツが認知されてきています。それに伴い、タイ自体を好きになる人達も増えているという印象。まるで韓流ドラマが人気になり、韓国好きが増えたときのように…。
そんな中でタイは、BLドラマ作品の人気と魅力にあやかり、外国人観光客、特に日本人観光客を誘致するキャンペーンを展開しています。2022年7月2日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
タイ国政府観光庁によると、先の6月に大阪で開催された「ミニ・タイフェスティバル」で、BLドラマでの観光客誘致キャンペーンを開始。 映像配信会社が「タイBL」コーナーに2つのブースを設け、タイの屋台やムエタイの展示会などを実施し、多くの観客を集めたとのこと。
タイでBLドラマは「シリーズY」と呼ばれていて、「Y」は「やおい」の頭文字。かつては偏見の目で見られていたものの、今では文化輸出の可能性を秘めた作品として受け入れられています。
また6月上旬に、タイ国政府観光庁大阪事務所がタイ国内のBLドラマのロケ地を巡る体験ツアーを実施したところ、すぐに8名の定員に達しました。
タイ国政府観光庁大阪事務所チャーンユット・サウェートスワン所長は、「日本でのブームがアジアや南米にも広がり、タイ政府もBLドラマを観光コンテンツとして位置付けている」と話しています。
日本のマンガ文化を専門とする青山学院大学の石川ルジラット助教授は、「BLドラマには、少年が家族にカミングアウトするシーンや勇気を出すシーンがあり、彼らの心の葛藤を見ることができる」と述べています。またタイのBLドラマはハッピーエンドで終わることが多く、性的マイノリティへの偏見をなくすためにポジティブな感情を育んでいると指摘しています。
Using the popularity of homegrown “boys’ love” (BL) productions as an attraction, Thailand has launched a campaign to…
NNT- National News Bureau of Thailandさんの投稿 2022年7月1日金曜日
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